うちには二匹スポッテッドガーがいた。
一匹は大きい水槽の中で一番長生きしている長老的ガーである。
小さいときは爪楊枝みたいに小さくて細かった。
そのあと買ったエンドリケリーと仲良くて、二匹は兄弟みたいに育った。
二匹とも成長が少し遅くて、それはエサを食べるのがあまりうまくないからだ。ケリーはあまり目が見えてなくて、ガーはうまくエサを食べきれないみたいだった。二匹とも失敗するとそこから食べてるのを忘れてしまうみたいで、エサを追いきれないのを度々みた。
二匹とも古代魚なのによくも現代まで生きてられたなぁと思うくらいドンクサイ魚だと個人的に思いました。
そのあと、熱帯魚のタイガーホーリー(タライロン？)と三匹で過ごしていたが、ホーリーは水槽のそこで虎視眈々とエサを待つハンターだったので、やたらエサをとるのがうますぎて、ホーリーばかり肥えていった。
こんな経緯があって、10年近くガーは生きて去年末に死んでしまった。(一匹のみになりました)
現在ガーはもう申請したもののみしか飼えない。取り扱い禁止の魚として指定されてしまったからだ。メディアはガーを狂暴で危険な魚だとさんざん煽った。
その報道を見るたびにとても悲しい気分になった。
飼ってる人なら、ガーはそこまで狂暴だと思わないのではないか？
私の中では、混泳してるケリーやらブラックタライロンの真似して泳いでる愛嬌のある姿しか映らない。
ガーはアホで可愛いのですよ？
