犬神家

この作品をテレビで見たのはまだ幼い頃だ。
夏休みの午後辺りに、何となく暇でテレビを回していたらやっていた。
怖かった。本当にこの作品は怖かった。

村の因習やら血族の宿命やら、幼かった自分には衝撃的な内容だった。
けども、それだからこそ小説も読みたいと思った。小学校低学年では難しい漢字もあったけども、読みきれた。

死蝋という知識もそういうので知りました。ホント、使わない雑学だけど。

横溝正史はドラマチックなので、定期的に作品かされてて、いろいろな俳優さんがやってます。
個人的な金田一のイメージは石坂浩二だけど、作品のクオリティは渥美清(キャラのイメージは遠いけど)の八つ墓村です。
演出の素晴らしさ作中の解釈、どれも予想できないものだった。小説の内容をあそこまでの解釈で映像化したのは当時の自分は驚きの一言でした。

クリスマスにテレビでやるので団欒で見たいなぁと思ってます。