甲殻機動隊をみた ネタバレあり

ハリウッド版甲殻機動隊は少佐が日本人じゃなかったり、名前もミラだったりと話題につきなかった。
日本では甲殻機動隊は根強いコアファンがいて、故にシリーズ化もされている。これだけ長い期間作品化されているのだから、コアファンでもっているとは言え、たいしたものだなぁと思うのであります。そんな日本のファンにジャブを与えるような設定だったので、どうなんだろうとは思いながらようやく見ました。

内容は、映画からアニメのいいとこ取りを含めて、更にハリウッドさを含めたバリバリのCGを加えた感じでした。
主人公がミラだったのは、元々本来は草薙素子だったけど、改造されてミラになったのよ。など、見ないとわからない設定があった。
クゼやら作中にはアニメやマンガでは聞いたことのある名前が出てくるけど設定はほぼオリジナルであったり改変されてる。

作品よりも自分が凄く気になったのは、タケシなのだ。北野武が浮きまくっていて、荒巻役でそれなりに出る場面なのだけど、日本語棒読みだったりと恥ずかしい演技だった。トグサやらサイトーはタケシの日本語会話のなかで英語で違和感ありまくりで、気になった。
そのあと出てきた桃井かおりはジャパニーズ英語だったけど、演技やら雰囲気が映画に馴染んでいたので、あまり違和感は感じなかったけどね。

甲殻機動隊もマンガからアニメになった時点で、設定が変わったり本来のテーマから変わってきてるので、ハリウッド版は更にそれにオリジナルで独自の世界を模索したと考えればそれはそれで受け入れるのかなぁと思いました。
原作やらアニメの目線で見てると、作品そのもの受け入れるのは無理しゃね?と自分は予想するところです。

主人公のミラのスカヨハ(スカーレット・ヨハンソン)はよく頑張っていた感じがするし、外人の素子としてはあってるのかなぁと個人的には◯です。美しくスタイリッシュでメスゴリラな感じもよく出ていた。光学迷彩を使うときには素肌みたいな姿でエロクテでもメスゴリラはそのままだから、イメージ的にはそのものだった。
あとは…正直あんまり印象にない演技でした…。


オススメ度としてはたぶん見れば面白くないとか、こんなのは甲殻機動隊ではないと怒るひとを考えるとあんまりオススメしません。
全く甲殻機動隊を知らないスカヨハファンは楽しめるかもしれません。